wheelsman3

だいたい嘘の内容で、たまに本当だったりします。

それこそ。

いつも寝ていた。
腕を組んで、それを枕にするフォームで。
慣れ親しんだ机と椅子。
机の高さ、椅子の高さ、その落差。
その全てが至高。

手を置く位置、座る位置。
浅く座り、机に胸を当てて安定させるか。
深く座って、楽に呼吸できる体勢か。
腕の組み方、頭の置き方。
寝やすいフォームを、薄れる意識の中で探す。
その時の体勢、フォーム、感覚。
究極。

違う環境で、机に突っ伏すとわかる。
椅子が低い。
机が高い。
落差が足りない。
何かが違うと同じ腕の組み方をしても、頭の置く位置が定まらない。
その感覚。
何かに対する違和感。
日常中の非日常。

それが感覚。
常に研ぎ澄ませているか。

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